これまでのこと。～自己紹介～

私達夫婦にやってきた待望の赤ちゃん。

とってもかわいい息子は、発達に遅れがありました。

一歳になっても一歳半になっても歩くどころか、伝え歩きすらできません💦

とても悲しく不安なで悩む日々でしたが、訓練を始めるなら早い方がいい。

病院に紹介していただき、一歳半から療育センターに通わせて頂くことになりました。

そこでは同じ状況のママさんや、優しい先生にお会いすることができ、癒やされ心が救われました。

療育センターは最初の一歩はどんなところだろう、、と不安になったりするのですが

行ってみるととても温かい場所で、早めに行動して本当に良かったなと思います。

でもふと、療育から帰ってくると

「これからどうなるんだろう。。」と漠然とした不安にかられたり
同じ歳ごろのお子さんの成長をみると、焦りが出てしまい、

辛く、落ち込んでしまうこともありました。

何かに打ち込む事で、自分の中での

”逃げ”も経験しました。

療育センターやデイサービスには休まず通わせて頂いていましたが、

そんな時期は自宅での練習も頑張れてない日々も沢山あり、

今思えばとても大事な時期にもったいなかったなと思います。

でもその時は心のバランスをとるのに、必要な時間だったのかと今では思えます。

その後、私は息子が少しでも成長できるようなんでもチャレンジしてみました。

「とにかく前へ。常に前進。」

これまでネガティブ思考だった私が、少しずつポシティブに変化していきます。

療育センター、デイサービスはもちろん、いろんな習い事にチャレンジしたり、休日は体幹を鍛えるためにアスレチックに行ったりと、療育仲間とあちこち遊びにいく機会が増えていきました。

今思えば思い悩む日もありましたが、当時息子のおかげで貴重な学びや出会いを経験します。

特に療育の先生方にはたくさんのヒントを頂き、私の人生観まで変えて下さいました。

息子が小学校に通い出した頃、講演会や本などで勉強するうちに、療育の楽しさに気づきます。

ちょっとした工夫で生きづらさを感じる

お子さんが、少しでも楽に暮らせるように。

療育の世界はそんな思いの先生方による、アイディアの引き出し宝庫でした。

「私もいつか、療育の仕事に携われることって出来るのかな」

そう思ったのがきっかけで

出来の悪い事務員だった私ですが、勇気を出して４０歳半ばに保育士チャレンジすることになりました。

そして息子も高校生。

今は特別支援学校に通わせて頂いております。

療育に通うペースが以前よりも減り、

将来に向けての道を手探りしている今、

療育を兼ねた何か

ワクワクする事に親子でチャレンジしてみたい。

そんな思いが込み上げて来ました。