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手先が不器用な息子。。いったいどうしたらいいのかしら。
発達障害のお子様は、運動が苦手、手先が不器用などの困り感を感じる事がよくあります。
我が家の息子も極度の不器用で、かなり苦労しました。
【不器用さ】は、生活の面、学習の面、そしてその延長線上に、自己肯定感の低下にも影響が出てきます。
最近では、このような極端に不器用などの症状があるお子さんが
発達性協調運動障害(DCD =Developmental Coordination Disorder)
という障害の可能性があるということも分かってきました。
【発達障害】とひとくくりにいっても、その子その子によって特徴は多岐に渡るように
【不器用さ】も、症状や困り感は十人十色。
息子の場合は主に下記ような感じでした。
指先面
・手先に力が入りにくい
・両手使いが苦手
・ボタンはめが苦手
・折り紙を折るのが苦手etc…
運動面
・歩くのが遅い(幼少期)
・歩き方がぎこちない
・つまづきやすい
・縄跳びが苦手etc…
☆ 特に息子は生まれつき指先に力が入りにくいという障害があり、大変苦労しました。
なんでみんなが簡単に出来る事が、ぼくは出来ないんだろう。。
成長するにつれ、本人も少しずつ自覚してきます。
学校から帰ってきて落ち込む事も。。
それでも療育センターでの訓練や、自宅練習によって少しずつ改善できるようになってきました。
指先の練習だけしていたら、ダメなの?
指先が不器用なので、指の練習だけしていたらいいのでは、、。
私も当初はそう思っていました。
しかし
発達は中心から外側に発達する。
体幹がしっかりして、初めて指先が発達していく。
そう療育センターの先生に教わりました。
今回は我が家が使用した楽しみながら体幹を鍛えれるアイテムを、いくつか紹介させて頂きます。
ぜひ参考にしてみて下さい☆
トンネルは、四つ這いにして進むので、いい体幹運動になります。
息子はハイハイを全くせず、お尻で前に進む幼児期でした。(シャフリングベビー)
療育の先生に進まないとしても、なんとかズリ這いに促すよう当時アドバイスを頂いていたのですが、
全く【進まない】息子が、やっと少しお尻とはいえ【進む】事が嬉しく、そこまで積極的に練習してこなかった様に思います。そして結局2歳半までお尻進みをしていました。
保育士になった今、ハイハイすることによって促される体幹運動の大切さを学び、あの頃の自分に言い聞かせたい気持ちです。
『とにかくトンネル遊びをしてハイハイさせて!』と。
※シャフリングベイビー自体は発達に問題ない場合も多いと言われております。
トランポリンも体幹運動・バランス感覚を養うのにとても有効です。
こちらの商品は手すりもついており、バランスを取りやすい。
手すりは取り外し可能なのでお子様の成長に合わせて、手すりを取り親子で体幹運動に取り組めます。
(大人も使用可☆)
こちらは息子にとっては難易度高いかなぁと思いつつ、チャレンジしてみました。
最初は全くできませんでしたが、回数を重ねるにつれ、いつの間にか出来るようになっていました!
お値段もお手頃です♪
屋外では、アスレチックに行くのがとてもいい体幹トレーニングになると、療育の先生に勧められましたので積極的に足を運ぶようにしました。
アスレチックは、丸太など不安定な物の上でバランスをとったり、しっかり手でロープを握ったり。
いつもはしない体勢になって踏ん張ったりと、いい感覚統合・体幹トレーニングになります。
何でも諦め易い息子ですが、アスレチックだと楽しいらしく、難易度高い遊具にも果敢にチャレンジ☆
いい刺激になります。
特に息子が気に入ってたのは、こちらの山の斜面に出来ているアスレチック。
山を登りながら宝島の冒険テーマに沿って、遊具を楽しめるようになっており、
体力づくりにも適しています。
(現在コロナの関係により臨時休園、使用不可の遊具などある場合がございます。)
今後も色々なアスレチックにチャレンジしてみたいなと思います♪
日々の積み重ねが大事なトレーニング。
親子で楽しみながら、不器用改善に取り組みたいですね☆
次回は指先のトレーニングに向けてのおすすめアイテムなど
お話出来たらなと思います。